中国は元宵節、出かける?出かけない?
中国では、元宵節(旧暦1月15日、今年は2月26日)を迎えました。
2月24日夜、元宵節を控え、江蘇省南京市を流れる秦淮河の河岸にある白鷺洲公園や夫子廟などでは、イルミネーションが明るく輝き、観賞に訪れた多くの市民が、「櫂の音に灯影揺れる秦淮河」の美しさを堪能していた、と中国メディアが伝えています。
報道にある南京市の孔子廟から白鷺洲公園に到る一帯は、春節期間、特に元宵節は多くの人でごった返す名所です。
私も夜に訪れたことがありますが、昼間とは異なる景観と賑わいで、思わず舞い上がってしまったことを覚えています。
日本でも横浜や神戸、長崎などの中華街をはじめ、近年は春節(旧正月)のイベントを行うところが増えていました。
しかし、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策として、長崎では例年この時期に行われるランタンフェスティバルが早々に中止決定となったほか、神戸南京町春節祭はオンライン開催となり、横浜中華街でも獅子舞や龍舞、皇帝衣装のパレード等の例年の催し物を見送っています。
そうした中、本家の中国では、1日のコロナウイルス新規感染者数が二桁台に押さえられてきており、春節の帰省などの移動はかなり制限されましたが、伝統的なイベントは開催され、多くの人が楽しんでいるようです。
上海は、今日はあいにくの小雨模様ですが、豫園の夜は多くの人で賑わいそうです。
<参考>
上空から眺めた南京秦淮河の河岸の夜景 江蘇省--人民網日本語版--人民日報 (people.com.cn)
元宵節を迎える滕王閣の竜踊りパフォーマンス 江西省南昌--人民網日本語版--人民日報 (people.com.cn)
年の瀬ムード高まる上海 豫園が旧正月の飾り付けで華やかに--人民網日本語版--人民日報 (people.com.cn)
祝您有个美好的一天!(良い一日を!)