中国は、例年通り全人代が開幕！

春の恒例行事全人代の話題です。

中国の第１３期全国人民代表大会（全人代）第４回会議が５日午前９時（日本時間同１０時）、北京の人民大会堂で開幕し、習近平氏ら党と国家の指導者が出席した、と中国メディアが伝えています。

昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で第13回全国人民代表大会（全人代）第3回会議は、5月22日にやっと開幕しました。

また、昨年は世界の新型コロナウイルスの流行や経済・貿易の不確実性が高く、中国の発展が予測困難な要因に直面しているためとして、2020年の実質GDP成長率目標は設定されませんでした。

しかし、中国は現在新型コロナウイルスの感染がほぼコントロールされており、今年は例年通りの開催となりました。

また、2021年の国内総生産（GDP）成長率6％以上という目標も掲げています。

開幕前の記者会見は、4日夜に北京の人民大会堂プレスホールで行われ、これは新型コロナ対策としてオンライン動画配信の形で行われています。

全人代第4回会議の会期は7日間で、5日午前に開幕し11日午後に閉幕する予定です。主催側は「新型コロナ対策を考慮して会期を短縮しているが、重要な要素は減らさない」としています。

全人代の通常開催は、中国のコロナ対策がほぼ全国的に成功し、沈静化していることを象徴しているように思います。

中国は、学校も新学期の授業が始まっています。

現在、大学の授業も平常通り教室でマスクなしで行っています。

個人的な事情で帰校できないごく少数の学生を除き、ほぼ全ての学生が教室に揃いました。

「平常通り」の生活が貴重に思える今日この頃です。

祝您有个美好的一天！（良い一日を！）