日中友好の絆は繋がっていく

江蘇省無錫にある太湖鼋頭渚景勝地では、桜が満開となり大勢の観光客が訪れて写真撮影を楽しんでいると中国メディアが伝えています。

http://j.people.com.cn/n3/2021/0326/c94638-9833127.html

 

この桜の名所は、1986年、坂本敬四郎さんや長谷川清巳さんといった日本人が、「日本友誼林建設実行委員会」を発起・設立し、桜の苗木を無錫市に贈呈したことに始まります。

その後34年にわたり、日中友好事業に携わる人々は、景勝地内に、計3万本以上・約100種類の桜の木を植えてきました。現在、鼋頭渚は桜の名所、そして日中友好の証となっているということです。

 

昨日は、中国北京で「第15回中華全国日本語スピーチコンテスト」が行われました。

中国の大学では、昨年夏から大学内選抜を行い、秋からは中国全国を八つの地区に分けて地区予選が行われました。

昨日は、地区代表2名ずつが参加した全国大会が行われ、その様子はインターネットを通して生放送され、約5万人が見守りました。

 

スピーチのテーマは「私の中の『新時代』-2030に向けて」と「私が感じた絆-コロナ禍の中で」の中から各自が選択し5分間のスピーチを行います。スピーチの後、すぐに質問が出され、2分間で答えます。スピーチ(5分)と応答(2分)の内容が審査されました。

どの選手の内容も甲乙つけがたく、審査は難航しました。

 

日本と中国の、そして世界の架け橋になるべく努力している中国の若者を、改めて頼もしく誇らしく感じました。

これまで築き上げられてきた友好の絆を、彼ら若者がしっかりと受け継ぎ、さらに強いものにしてくれると確信した午後でした。

 

祝您有个美好的一天!(良い一日を!)