中国でも「花粉症」が認知される

中国では、最近「全国花粉症警報マップ」が、ネット上で話題となっています。

中国天気網が作成したこのマップによると、中国中東部エリアのほとんどの地域は、花粉症が誘発されやすい地域になっており、山西省や陝西省、河南省、江蘇省、湖北省などのアレルギー指数は高くなっています。

http://j.people.com.cn/n3/2021/0330/c94475-9834163.html

 

アレルゲンとなるのは、北方エリアではポプラ、ヤナギ、カバノキ、ハシバミ、南方エリアではポプラ、ヤナギ、ヒノキ、マツなどとのこと。

 

私も日本にいた頃は、スギの花粉に悩まされていましたが、2012年に中国の大学に赴任して以来、花粉症の症状を感じることは全くありませんでした。

 

中国の私の身辺では、少し前まで「花粉症」という言葉はほとんど聞かれず、授業で取り上げて説明しても、学生にとっては全くの余所事でした。

ただ、中国の春の風物詩とも言える「柳絮」の飛散によるアレルギーを訴える学生は少なからずいました。

 

しかし、2~3年くらい前から、学生の中に春や秋に咲くいろいろな花の花粉にアレルギーがあるという話を聞くようになりました。

 

今回、この記事を読んで、中国でも「花粉症」が衆目の認めるところとなったことに感慨を覚えています。

 

中国大陸は、砂嵐による大気汚染も重なり、高性能マスクやゴーグル型眼鏡の需要がさらに増加しそうです。         

 

祝您有个美好的一天!(良い一日を!)