中国人の読書傾向
中国の人々は、どのような本を読んでいるのでしょうか。
京東研究院は京東図書と共同で、「2021京東読書データ報告書」を発表しました。
「2021京東読書データ報告書」、自己啓発本が人気--人民網日本語版--人民日報 (people.com.cn)
報告書によると、昨年以来、小説、文学、自己啓発、心理学の本が男女や年齢を問わず広い読者層からより高い人気を集めているとのこと。
ポストコロナ時代、読者が読書によって得ようとする知識やスキルなどのニーズが比較的一致しており、社会から認められている知識と能力を身につけようとより必死になっていることが分かる、としています。
また報告によると、女性の読書が「硬派」になってきており、文学(青春文学を含む)や外国語、育児書を購入する女性の割合が近年低下している一方で、経済や金融、管理、原書、法律、心理学などの割合が上がっているとのこと。
中国の大手ECサイト当当網が1月12日に発表した「2020読書動向報告」では、三線都市の人々の子供に対する教育熱が一線都市を上回っており、三線都市では、児童書や小中高校生向けの学習参考書、親子/家庭教師用の図書の購入者が占める割合が最も高くなっているようです。
年齢層別の書籍消費量を見ると、0-2歳が急速に伸びており、以下、3-6歳、11-14歳、7-10歳と続いています。
中国の読書の現状は? 中国大手ECサイトが「2020読書動向報告」発表--人民網日本語版--人民日報 (people.com.cn)
中国では、最近ユニークな書店が続々とオープンし、人気を集めています。
今後も益々書籍を始め、教育関連の消費は伸びていきそうです。
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