中国、高速リニアモーターカーの実験線プロジェクト

 

中国山西省重点プロジェクトである高速飛車(高速リニアモーターカー、以下「高速リニア」)山西省実験室始動式並びに大同(陽高)実験線プロジェクト定礎式が24日午前、行われました。

 

中北大学と中国航天科工集団第三研究院が共同建設する高速リニア山西省実験室は、高速リニアシステム全体技術、マルチフィールドカップリング動力学技術、磁気浮上・リニアドライブ技術、高動的検査測定・スマート診断技術研究という4方面の研究と、中間試験拠点である低真空チューブ磁気浮上高速飛車フルスケール実験線の建設を重点的に展開します。

 

中北大学電気・制御工学院の馬鉄華院長によると、「高速リニアは超伝導磁気浮上技術を利用し、地上との接触を回避することで摩擦力を取り除く。内部が真空に近いチューブにより空気抵抗を大幅に弱めることで、時速1000キロ以上で地面近くの浮上走行を実現する。よりスピーディ、より便利、より快適、より安全で、さらに経済的という特長がある。」とのこと。

中国、時速1000キロの高速リニアモーターカー実験線が着工--人民網日本語版--人民日報 (people.com.cn)

 

地球上を高速移動する交通システムの開発は、世界各地で行われているようです。

「そんなに急いでどこ行くの?」という疑問も残りますが、今後もクリーンで安全で高速な移動システムの開発競争は加速しそうです。

 

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