中国の古典籍をデジタル化して「回帰」させるプロジェクト「漢典重光」

海外に分散した中国の古典籍をデジタル化して「回帰」させるプロジェクト「漢典重光」が中国科学技術館で発表されました。

 

このプロジェクトは、アリババグループの基礎科学・イノベーション技術研究機関「アリババ達摩院(Alibaba DAMO Academy)」の技術を使い、初回の作業では20万ページ分に及ぶ古典籍をデジタル化し、3万字を網羅する古書字典として集約されたとのこと。

 

これらの古典籍は漢典重光のプラットフォームを通じて一般ユーザーも検索・閲覧することができるようです。

 

古典籍を認識するための新たなシステムは、アリババ達摩院の技術チームと四川大学の専門家が共同開発したもので、このシステムのAIは97.5%という高い精度で20万ページに及ぶ古典籍の認識作業を行ったとのこと。

https://36kr.jp/135005/

 

漢典重光のプラットフォームでみられる古典籍は、まだ量的には少ないですが、質が高く、今後もさらに充実していくことが期待されます。

 

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