西安咸陽国際空港の拡張工事中にお宝続々発見!

春節連休中に、第三期拡張工事が進められていた陝西省西安咸陽国際空港で、各種古代文化遺跡が4600ヶ所以上見つかり、これには、各時代の古墓約3500基が含まれており、遺跡の数量・規模とも極めて大きいものということです。

陝西省考古研究院空港新城考古研究基地のメンバーは全員、空港の拡張工事を予定通り進められるように、連休返上で超過勤務を行い、考古発掘作業に取り組んだと人民網が伝えています。

 

現在の中国陝西省西安市近辺には古代、秦の都・咸陽、漢代~唐代の都・長安がおかれ、明代より西安とよばれました。

中国古代文明の栄えた関中地方は、黄河最大の支流渭水が流れ、南側は秦嶺山脈が走っており、この地は豊かな水と肥沃な大地に恵まれた地域で、秦始皇帝、漢武帝、玄宗皇帝・楊貴妃、杜甫・李白などに縁の名所が多くあるところです。

 

中華のみならず、人類の歴史文化遺産です。

保護・保存に努めつつ、工事を進めてほしいと願います。

 

<参考>                                                        

西安咸陽国際空港の拡張工事中に約3500の古墓発見--人民網日本語版--人民日報 (people.com.cn)

 

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