2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

パソコンで酷使した目にやさしい!中式下午茶③

パソコンで資料を作成し、タブレットで動画を鑑賞し、スマホでSNSをチェックする。そんな目を酷使する生活の中で、このアフタヌーンティーは欠かせません。 黒枸杞(ブラックゴジベリー) ブルーベリーの 20 倍ものアントシアニンを含んでいる黒枸杞のティーで…

中国は、予定通り新学期が始まります!

中国は新学期のシーズンを迎えています。 北京市教育委員会の発表によれば、北京市の幼稚園、小学校、中学校、高校は今年、3月1日から予定通り新学期をスタートする。大学については「グループと時期を分け、時間やタイミングをずらす」ことを原則として、学…

王維の詩「送別」に思う

送別 王維 下馬飮君酒, 馬を下りて君に酒を飲ましむ 問君何所之。 君に問ふ「何の所へか之く」と 君言不得意, 君は言ふ 「意を得ず 歸臥南山陲。 帰りて南山の陲に臥す」と 但去莫復問, 「但去れ 復た問うこと莫からん 白雲無盡時。 白雲 盡くる時無し」 …

体と心によいもの大集合。中式下午茶②

体と心によいもの大集合。 今日もまずは健康第一! 中式下午茶 茶 : 荷叶,莲子芯,玫瑰花,山楂, 坚果 :腰果仁,巴旦木仁,带衣核桃仁,榛子仁,南瓜子仁,红皮花生 中国のアフタヌーンティー お茶:蓮の葉、蓮の実の芯、ローズヒップ、サンザシ、 ナッ…

中国円明園の古い写真が一般公開となる

中国では円明園の古い写真が一般公開されました。 円明園管理処は24日午前、円明園の古い写真の公開イベントを行い、会場では365枚の貴重な古い写真が公開され、その大多数が初の一般公開となった。うち1920年代に撮影された正覚寺文殊亭内の文殊菩薩の全身…

王維の詩「渭城曲」に思う

渭城曲 王維 渭城朝雨浥輕塵, 渭城の朝雨 軽塵を浥す 客舍青青柳色新。 客舎青青 柳色新たなり 勸君更盡一杯酒, 君に勧む 更に尽くせ 一杯の酒 西出陽關無故人。 西のかた 陽関を出ずれば 故人無からん 渭城の明け方の雨が土埃を湿らせ、旅舎窓外の柳も青…

まずは健康第一!中式下午茶①

海外で生活し、仕事をしていくためには、健康管理が欠かせません。 中国の漢方は有名ですが、中国には古くから养生之道(養生の方法)があり、お茶もいろいろな種類があります。 最近は、インターネットで簡単に入手でき、パッケージもおしゃれになってきま…

中国は元宵節、出かける?出かけない?

中国では、元宵節(旧暦1月15日、今年は2月26日)を迎えました。 2月24日夜、元宵節を控え、江蘇省南京市を流れる秦淮河の河岸にある白鷺洲公園や夫子廟などでは、イルミネーションが明るく輝き、観賞に訪れた多くの市民が、「櫂の音に灯影揺れる秦淮河」の…

孟浩然の詩「送杜十四之江南」に思う

送杜十四之江南 杜晃進士の東呉に之くを送る 孟浩然 荆吳相接水爲鄉, 荊呉相接して水を郷と為すも 君去春江正淼茫。 君去る春江 正に淼茫たり 日暮孤舟何處泊, 日暮 孤舟 何れの処にか泊する 天涯一望斷人腸。 天涯一望 人の腸を断つ 荊と呉の地は、相接し…

中国の「双一流」は格が違う!?

中国の大学は、新学期のシーズンを迎えています。 今月23日、湖北省武漢市にある武漢大学の学生たちが学校に戻り始めており、そんな学生たちを出迎えるかのように、同大学の早咲きの桜が開花シーズンを迎えている、と中国メディアが伝えています。 武漢大学…

李白の詩「贈孟浩然」に思う

贈孟浩然 孟浩然に贈る 李白 吾愛孟夫子、 吾は愛す孟夫子、 風流天下聞。 風流は天下に聞こゆ。 紅顔棄軒冕、 紅顔 軒冕を棄て、 白首臥松雲。 白首 松雲に臥す。 酔月頻中聖、 月に醉ふて頻りに聖に中(あた)り、 迷花不事君。 花に迷ひて君に事(つか)…

コロナワクチン「接種済み」のバッジをつけなければ教壇に立てなくなる?

中国北京では、今月21日の時点で、新型コロナウイルスのワクチン556万3000回分が接種され、接種を受けた人の数は累計で362万6000人となった、と中国メディアが伝えています。 報道では、現時点で、西城区の飲食店や薬局の店員約2万人が接種を受け、一部の老…

李白の詩「黃鶴樓送孟浩然之廣陵」に思う

黃鶴樓送孟浩然之廣陵 黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る 李白 故人西辭黃鶴樓, 故人 西のかた黄鶴楼を辞し 煙花三月下揚州。 煙花三月 揚州に下る 孤帆遠影碧空盡, 孤帆の遠影 碧空に尽き 唯見長江天際流。 惟だ見る 長江の天際に流るるを 古くからの友…

中国人は知識に飢えている?

最近、中国では斬新な実体書店が増えています。 吉林省長春市にある書店は、ユニークなインテリアからネット上で人気を集め、多くの市民が読書や書籍購入に訪れていると中国メディアが伝えています。 上海では、2020年12月24日に日本の蔦屋書店の上海1号店が…

崔顥の詩「黃鶴樓」に思う

黃鶴樓 崔顥 昔人已乘黃鶴去, 昔人已に白雲に乗りて去り 此地空餘黃鶴樓。 此の地空しく余す 黄鶴楼 黃鶴一去不復返, 黄鶴一たび去って復た返らず 白雲千載空悠悠。 白雲千載 空しく悠悠 晴川歷歷漢陽樹, 晴川歴歴たり 漢陽の樹 芳草萋萋鸚鵡洲。 芳草萋…

中国人は「なりきる」のが好き?

春節期間中、中国の観光地は賑わっているようです。 湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州鳳凰県鳳凰古城地区では、衣裳レンタルショップでレンタルした少数民族の伝統衣装や漢服、古代の衣装などを身に着けた観光客が、古城を観光したり、写真を撮影したりし…

杜甫の詩「春日憶李白 」に思う

春日憶李白 杜甫 白也詩無敵, 白や 詩に敵無く, 飄然思不群。 飄然 思ひ群ならず。 清新庾開府, 清新なるは 庾開府, 俊逸鮑參軍。 俊逸なるは 鮑參軍。 渭北春天樹, 渭北 春天の樹, 江東日暮雲。 江東 日暮の雲。 何時一樽酒, 何れの時か 一樽の酒, …

中国の布団は日光浴が好き

今日は、初春の陽気に誘われて散歩に出る。 お昼12時をまわって気温は23℃と暖かい。 大学院生と留学生が生活している建物には、ベランダに布団が掛けられている。冬休みに帰省せずに寮で論文を書いている大学院生かもしれない。 大学ではケニアやナイジェリ…

「中国最後の原始部落」で大火災、文化財をどう守る?

2月14日午後、「中国最後の原始部落」として知られている雲南省臨滄市滄源ワ族自治県にある翁丁寨で火事が発生、茅葺式の小屋がつながった構造になっていたことや当時強風が吹いていたことで消火を困難にし、一面が火の海のように燃え尽くされたということで…

李白の詩「早発白帝城 」に思う

早発白帝城 早(つと)に白帝城を発す 李白 朝 辞 白 帝 彩 雲 間, 朝(あした)に辞す白帝彩雲の間 千 里 江 陵 一 日 還。 千里の江陵一日にして還(かえ)る 両 岸 猿 声 啼 不 住, 両岸の猿声啼いて住(や)まざるに 軽 舟 已 過 万 重 山。 軽舟已(…

中国は年越しも健康第一!?

中国は健康ブームが続いており、年越しも例外ではありません。 統計データーによると、2019年から2021年まで、年越し料理の1人当たり平均摂取カロリーは3年連続で減少。一人一食2289キロカロリーから、今年は1518キロカロリーにまで下がり、高タンパク・低カ…

西安咸陽国際空港の拡張工事中にお宝続々発見!

春節連休中に、第三期拡張工事が進められていた陝西省西安咸陽国際空港で、各種古代文化遺跡が4600ヶ所以上見つかり、これには、各時代の古墓約3500基が含まれており、遺跡の数量・規模とも極めて大きいものということです。 陝西省考古研究院空港新城考古研…

「雨水」を前に、中国では茶摘みが始まりました。

中国では、茶摘みが始まりました。 中国広西チワン族自治区柳州市の三江トン族自治県では二十四節気の「雨水」を翌日に控えた17日、八江鎮布央村の茶農家が自家茶園で春の茶摘みに追われていた、と新華社が伝えています。 また、今週末は4月並みの暖かさに…

王昌齡の詩「芙蓉樓送辛漸」に思う

芙蓉樓送辛漸 芙蓉楼にて辛漸を送る 王昌齡 寒雨連江夜入吳, 寒雨 江に連なって 夜 呉に入る 平明送客楚山孤。 平明 客を送れば 楚山孤なり 洛陽親友如相問, 洛陽の親友 如し相問わば 一片冰心在玉壺。 一片の氷心 玉壺に在り 冷たい雨が長江に降りしきり…

王維の詩「竹里館」に思う

竹里館 王維 獨坐幽篁裏, 独に坐す 幽篁の裏、 彈琴復長嘯。 琴を弾じて復た長嘯す。 深林人不知, 深林 人知らず、 明月來相照。 明月 来りて相照らす。 一人静かな竹林に坐り、琴を弾き、また声を長く引いて歌う。 深林の奥(のこの楽しみ)を誰も知らな…

李商隠の詩「夜雨寄北」に思う

夜雨寄北 夜雨 北に寄す 李商隠 君問歸期未有期, 君 歸期を問ふも 未だ 期有らず, 巴山夜雨漲秋池。 巴山の夜雨 秋池に漲る。 何當共剪西窗燭, 何か當に共に西窗の燭を剪りて, 卻話巴山夜雨時。 卻って巴山夜雨の時を話すべき。 君はいつ帰るかと尋ねる…

孟郊の詩「遊子吟 」に思う

遊子吟 孟郊 慈母手中線, 慈母 手中の線, 遊子身上衣。 身上の衣。 臨行密密縫, 行に臨んで 密密に縫う, 意恐遲遲歸。 意に恐る 遅遅として帰らんことを。 誰言寸草心, 誰か言う 寸草の心, 報得三春暉。 三春の暉に報い得んと。 慈しみ深い母は手中の…

賀知章の詩「 回鄕偶書 二首」に思う

回鄕偶書 二首 賀知章 其の一 少小離家老大回、鄕音無改鬢毛摧。 兒童相見不相識、笑問客從何處來。 少小家を離れ老大にして回る、鄕音改まる無く鬢毛摧る。 兒童相い見て相い識らず,笑ひて問う「客何れの處從り來る」と。 若い時に故郷を離れて、歳をとっ…

駱賓王の詩「詠鵝」に思う

詠鵝 駱賓王 鵝,鵝,鵝, 鵝 鵝 鵝, 曲項向天歌。 曲項 天に向ひて歌ふ。 白毛浮綠水, 白毛 綠水に浮き, 紅掌撥清波。 紅掌 淸波を撥(か)く。 鵞鳥を詠む 駱賓王 鵞鳥、鵞鳥、鵞鳥よ。(「ガァ、ガァ、ガァ」鳴き声の擬声音(中国語:é)とも取れる。 …

張繼の詩「楓橋夜泊 」に思う

楓橋夜泊 張繼 月落烏啼霜滿天, 月落ち 烏啼いて 霜天に滿つ, 江楓漁火對愁眠。 江楓漁火 愁眠に對す。 姑蘇城外寒山寺, 姑蘇城外の寒山寺, 夜半鍾聲到客船。 夜半の鐘聲 客船に到る。 月は落ち、烏が啼き、霜は空に満ちて、岸の楓樹と漁火が旅の愁いに…