中国、新型寝台高速列車がデビュー 

中国の製造業の代名詞と言えば高速鉄道。最近、新型寝台高速列車がデビューを果たし、同業界は新たな一里塚を迎えた、と中国メディアが報じています。

http://j.people.com.cn/n3/2021/0318/c94475-9830305.html

 

新型寝台高速列車は、北京‐上海間を1日1往復(北京南—上海D311号と上海—北京南D312号)します。全列車一等寝台で、運営速度は時速250キロ、定員は880人。

午後9時16分に北京南駅を出発し、翌朝の9時8分に上海に到着します。

所要時間は11時間52分。北京南駅、南京駅、蘇州駅、上海駅の4駅が設置されています。

 

報道によれば、かなり快適な空間になっているようです。

北京南駅から上海駅の料金は寝台付きの普通高速列車が560元(1元は約16.8円)で、一等寝台が650元とのこと。

北京から上海までの航空券(ビジネスクラス)が、500元前後、所要時間約2時間30分ですから、決してお得とはいえません。

しかし、空港が市街地から離れていることや夜の時間を有効利用できることを考えれば、選択肢の一つになりそうです。

良い睡眠が確保できるかどうかがポイントかもしれません。

 

祝您有个美好的一天!(良い一日を!)