中国、習近平国家主席、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話会談

中国習近平国家主席は7日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話で会談を行っています。

 

その中で、習主席はバッハ会長の再選に祝意を表し、「新型コロナウイルス感染症が発生してから、IOCはさまざまな取り組みを行い、世界が団結して感染症に対抗するためのポジティブなエネルギーを提供してきた。感染症は五輪などのスポーツイベントに大きな影響を与えるとみられ、中国は引き続きIOCと協力し、東京五輪・パラリンピックの開催を支援していきたい。中国はIOCとともにワクチンをめぐる協力を強化し、選手が安全に競技に参加できるよう保護する有効なバリアを共同で構築していきたい」と述べています。

 

また、習主席は、「中国は北京冬季五輪・パラリンピックを予定通り開催するため、各種の準備作業を着実に進めている。現在、競技場はすべて工事が完了し、テストイベントの開催、拠点の運営が秩序よく展開され、競技大会のサービス保障作業が加速的に進められ、宣伝普及と関連の文化イベントが秩序よく進められている」と強調しています。

http://j.people.com.cn/n3/2021/0508/c94474-9847724.html

 

日本では、東京オリンピック・パラリンピックの開催を決行するのか、中止するのか、国民の意見が割れているようですが、来年冬に予定されている北京冬季オリンピック・パラリンピックの準備は万端のようです。

 

しかし、世界中で、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、終息には程遠い状況下にあり、大学の学生の中からも、「東京オリンピック・パラリンピックがどうなるのかしっかり見守りたい」「東京オリンピックは、来年の北京開催がどうなるかに大きく影響する」という声が聞かれ、中国でも注目が集まっています。

 

祝您有个美好的一天!(良い一日を!)